兵庫県・大阪府・京都府に続き、近畿編第4弾として奈良県内39市町村の公式サイトをこれまでと同じ基準で診断しました。SSL対応率はわずか7.7%と、これまで診断した近畿の3府県よりもさらに低い結果になりました。
何を診断したのか
診断項目はこれまでと同じ5つです。SSL化(通信の暗号化)、モバイル対応、構造化データ(検索エンジンやAIがページ内容を正確に理解するための仕組み)、llms.txt(AI向けのサイト案内ファイル)、そしてGoogle公式のPageSpeed Insightsによる表示速度スコア。自動チェックツールで、奈良県内39市町村の公式サイトを実際に巡回し、計測しました。
対象としたのは、奈良市・大和高田市・大和郡山市など12市と、15町、12村、合計39市町村の公式サイトすべてです。
診断結果サマリー
39市町村の平均スコアは100点満点中48.6点。もっとも高かったのは三宅町(68点)、もっとも低かったのは高取町(34点)でした。
見えてきた3つの傾向
1. SSL対応率7.7%、近畿地方でこれまでもっとも低い水準
SSL対応は39市町村中3市町村(7.7%)にとどまりました。兵庫県(95.1%)、京都府(19.2%)、大阪府(14.0%)と比べても低く、近畿地方内での対応状況のばらつきがさらに広がる結果となりました。
2. モバイル対応は97.4%、高水準を維持
モバイル表示に必要な基本設定(ビューポート設定)は39市町村中38市町村(97.4%)で対応済みでした。SSL対応の低さとは対照的に、スマートフォンでの閲覧環境については広く整備が進んでいます。
3. llms.txtの実装が3市町村、近畿地方では健闘
llms.txt(AI向けのサイト案内ファイル)は39市町村中3市町村で実装が確認できました。これまで診断した兵庫県・大阪府・京都府がいずれも0件だったことを踏まえると、奈良県は近畿地方の中でAI検索対応にやや先行している自治体があると言えます。
なぜこの診断をしたのか
弊社Eatransform(島根県安来市)は、システム開発・Webサイト制作、SEO対策・AI検索対策(LLMO/GEO対策)を専門にしています。今回の診断は、自社で開発中の自治体向けAI最適化プラグイン「AI Optimizer Pro」の技術検証を兼ねて実施しました。SSL・モバイル対応・構造化データ・llms.txt・PageSpeedという5項目の自動診断は、そのまま自治体・中小企業向けの無料簡易診断としても提供可能です。中国地方5県・四国4県・九州7県・沖縄県・兵庫県・大阪府・京都府に続き、近畿地方の残る県の診断も順次進めていく予定です。
Web制作・システム開発は島根県内対応のホームページ制作サービスで、SEO対策標準装備でご提供しています。
無料診断について
自治体・企業のご担当者様で、自サイトの診断結果を個別に確認されたい場合は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。今回と同じ5項目の診断レポートを無料でお送りします。
※本診断は各自治体公式サイトの公開ページのみを対象とした技術的な自動チェックであり、行政サービスの質そのものを評価するものではありません。