農業からフリーランスエンジニアに転職して気づいたことがある。この2つ、見た目は全然違うのに、やってることの構造がかなり似ている。
どちらも「成果物を売る」仕事
農業は野菜や果物を育てて売る。フリーランスエンジニアはWebサイトやアプリを作って売る。形は全然違うけど、本質は同じで「自分が作ったものを買ってもらう」仕事だ。
会社員は時間を売る。でも農家もフリーランスも、時間じゃなくて成果を売っている。サボっても納品さえできれば問題ないし、逆に頑張っても成果物が悪ければ評価されない。シビアだけど、やりがいの根っこはそこにある。
種をまいてから収穫まで時間がかかる
農業は種をまいてすぐに収穫できない。水をやって、肥料をやって、雑草を抜いて、ようやく数ヶ月後に収穫になる。
フリーランスの営業も同じだ。ブログを書いたり、SNSで発信したり、ポートフォリオを整えたりしても、すぐに仕事が来るわけじゃない。種をまき続けて、ある日突然「お問い合わせがきた」となる。焦っても仕方ないし、種をまかなければ何も生えない。
天候(景気)に左右される
農業は天候に左右される。どれだけ丁寧に育てても、台風が来れば一発でやられる。日照りが続けば収穫量が激減する。努力だけではどうにもならないことがある。
フリーランスエンジニアも景気や業界の波に左右される。AIの登場で仕事の種類が変わったり、クライアントの予算が削られたり、自分の努力とは関係ない外的要因で売上が変動する。理不尽だけど、それがフリーランスの現実でもある。
農家が天候に備えてハウス栽培や品種の分散をするように、フリーランスも収入源を複数持つことがリスクヘッジになる。
一人だから気楽
農家は基本的に一人(または家族)でやる仕事だ。上司もいないし、会議もないし、誰かの顔色を伺う必要もない。自分のペースで黙々と作業できる。
フリーランスエンジニアも同じで、一人で仕事をする気楽さがある。朝何時に起きてもいいし、好きな場所で作業できる。誰かに報告する義務もない。孤独といえば孤独だけど、それを気楽と感じるかどうかは性格次第だ。
農業もフリーランスも、「一人で黙々とやるのが好き」な人に向いている仕事だと思う。
しんどいところも似てる
農業は体がしんどい。炎天下での作業、腰への負担、休みがない繁忙期。でもそれ以上に「やめられない」感覚がある。作物が育つのを見ていると、しんどさより達成感の方が上回る。
フリーランスエンジニアも頭がしんどい。バグが取れない夜、納期のプレッシャー、思うように動かないコード。でも動いたときの達成感は何物にも代えがたい。
しんどいのに続けてしまうのは、どちらも「自分が作ったものが形になる」喜びがあるからだと思う。
まとめ
農業からエンジニアに転職して、仕事の形は変わったけど、働き方の本質はあまり変わっていない気がする。どちらも好きな人には向いていて、合わない人には向いていない仕事だ。
