兵庫県・大阪府・京都府・奈良県・滋賀県に続き、近畿編最終弾として和歌山県内30市町村の公式サイトをこれまでと同じ基準で診断しました。県庁所在地の和歌山市が24点と、これまで診断した近畿5府県の県庁所在地の中でもっとも低いスコアという結果になりました。
何を診断したのか
診断項目はこれまでと同じ5つです。SSL化(通信の暗号化)、モバイル対応、構造化データ(検索エンジンやAIがページ内容を正確に理解するための仕組み)、llms.txt(AI向けのサイト案内ファイル)、そしてGoogle公式のPageSpeed Insightsによる表示速度スコア。自動チェックツールで、和歌山県内30市町村の公式サイトを実際に巡回し、計測しました。
対象としたのは、和歌山市・海南市・橋本市など9市と、20町、北山村の1村、合計30市町村の公式サイトすべてです。
診断結果サマリー
30市町村の平均スコアは100点満点中53.7点。近畿地方の中では兵庫県(58.9点)に次ぐ高水準でした。もっとも高かったのは田辺市(68点)、もっとも低かったのは県庁所在地の和歌山市(24点)でした。
見えてきた3つの傾向
1. 県庁所在地・和歌山市が最下位、近畿地方で共通する傾向
和歌山市は24点で30市町村中もっとも低いスコアでした。京都府の京都市(51点)と比べても低く、近畿地方の県庁所在地は必ずしも高スコアになるとは限らないことが、複数の府県で確認できています。
2. SSL対応率70%、近畿地方でも高水準
SSL対応は30市町村中21市町村(70%)で確認できました。兵庫県(95.1%)には及ばないものの、大阪府(14.0%)や奈良県(7.7%)と比べて大幅に高く、近畿地方の中でも良好な結果です。
3. 構造化データ・llms.txtは実装ゼロ
構造化データ、llms.txt(AI向けのサイト案内ファイル)ともに、30市町村すべてで未実装でした。これは近畿地方に限らず、これまで調査した全地域に共通する傾向です。
なぜこの診断をしたのか
弊社Eatransform(島根県安来市)は、システム開発・Webサイト制作、SEO対策・AI検索対策(LLMO/GEO対策)を専門にしています。今回の診断は、自社で開発中の自治体向けAI最適化プラグイン「AI Optimizer Pro」の技術検証を兼ねて実施しました。SSL・モバイル対応・構造化データ・llms.txt・PageSpeedという5項目の自動診断は、そのまま自治体・中小企業向けの無料簡易診断としても提供可能です。これで近畿地方6府県すべての診断が完了しました。中国地方5県・四国4県・九州7県・沖縄県と合わせて、23都道府県・613市町村の調査が完了しています。
Web制作・システム開発は島根県内対応のホームページ制作サービスで、SEO対策標準装備でご提供しています。
無料診断について
自治体・企業のご担当者様で、自サイトの診断結果を個別に確認されたい場合は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。今回と同じ5項目の診断レポートを無料でお送りします。
※本診断は各自治体公式サイトの公開ページのみを対象とした技術的な自動チェックであり、行政サービスの質そのものを評価するものではありません。