島根県・鳥取県・岡山県に続き、中国地方DX診断シリーズの第4弾として山口県内19市町の公式サイトを同じ基準で診断しました。これまで診断した3県と比べても、高めのスコアという結果になりました。
何を診断したのか
診断項目は島根県版・鳥取県版・岡山県版と同じ5つです。SSL化(通信の暗号化)、モバイル対応、構造化データ(検索エンジンやAIがページ内容を正確に理解するための仕組み)、llms.txt(AI向けのサイト案内ファイル)、そしてGoogle公式のPageSpeed Insightsによる表示速度スコア。それぞれを自動チェックするツールで、山口県内19市町の公式サイトを実際に巡回して計測しました。
対象としたのは、下関市・宇部市・山口市・萩市・防府市・下松市・岩国市・光市・長門市・柳井市・美祢市・周南市・山陽小野田市の13市と、周防大島町・和木町・上関町・田布施町・平生町・阿武町の6町、合計19市町の公式サイトすべてです。
診断結果サマリー
19市町の平均スコアは100点満点中58.2点(島根県版56点・鳥取県版55点・岡山県版50点)。これまで診断した中国地方3県と比べて最も高い結果となりました。もっとも高かったのは美祢市(68点)、もっとも低かったのは宇部市(40点)でした。
見えてきた3つの傾向
1. SSL対応率はこれまでの3県と比べても最も高い84.2%
通信を暗号化するSSL(httpsでの通信)は、19市町中16市町(約84%)で確認できました。これはこれまで診断した島根県版・鳥取県版・岡山県版と比べて最も高い割合で、県内での基本的なセキュリティ対策が比較的進んでいることがうかがえます。
2. 構造化データ・llms.txtは19市町とも実装ゼロ
構造化データ(ページ内容をAIや検索エンジンが正確に読み取るための仕組み)、そしてllms.txt(AI向けのサイト案内ファイル)は、19市町すべてで実装が確認できませんでした。これはこれまで診断した島根県・鳥取県・岡山県にも共通する傾向で、AI検索時代への対応は県を問わずこれからの課題であることが改めて浮き彫りになりました。
3. モバイル対応は19市町中18市町で達成
モバイル表示に必要な基本設定(ビューポート設定)は19市町中18市町(94.7%)で対応済みでした。県内でほぼ足並みが揃っている項目で、スマートフォンでの閲覧環境については整備が行き届いていると言えます。
なぜこの診断をしたのか
弊社Eatransform(島根県安来市)は、システム開発・Webサイト制作、SEO対策・AI検索対策(LLMO/GEO対策)を専門にしています。今回の診断は、自社で開発中の自治体向けAI最適化プラグイン「AI Optimizer Pro」の技術検証も兼ねて実施しました。SSL・モバイル対応・構造化データ・llms.txt・PageSpeedという5項目の自動診断は、そのまま自治体・中小企業向けの無料簡易診断としても提供可能です。これで中国地方の県別診断は5県中4県が完了、残る広島県の診断も準備を進めています。
Web制作・システム開発は島根県内対応のホームページ制作サービスで、SEO対策標準装備でご提供しています。
無料診断について
自治体・企業のご担当者様で、自サイトの診断結果を個別に確認されたい場合は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。今回と同じ5項目の診断レポートを無料でお送りします。
※本診断は各自治体公式サイトの公開ページのみを対象とした技術的な自動チェックであり、行政サービスの質そのものを評価するものではありません。
